来季はプロ入り20年目のシーズン
九州アジアリーグの新球団・福岡北九州フェニックスは17日、ロッテと阪神などで活躍した西岡剛選手(37)が選手兼任監督に、BCリーグ・茨城アストロプラネッツのジョニー・セリス前監督(34)がヘッドコーチに就任することを発表した。
西岡は大阪桐蔭高から2002年のドラフト1巡目でロッテに入団し、2006年の第1回WBCでは日本代表の世界一に貢献。2010年にはシーズン206安打を放つなど球界屈指の内野手として活躍した。
2010年オフのメジャー挑戦を経て、2013年に阪神で日本球界に復帰。2019年からBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーし、17日付で栃木球団より退団が発表されていた。
西岡にとってプロ入り20年目の節目となるシーズンの舞台は、ホリエモンこと堀江貴文氏が設立した福岡北九州フェニックス。来季から九州アジアリーグへ参加する新球団の初代監督を務めることになった。
選手兼監督として北九州に入団することになった西岡は「この度、福岡北九州フェニックスの監督に就任することになりました。九州に身を置いて野球に携われることを嬉しく思います」と喜びのコメント。
新天地となる九州で「野球というスポーツを通じて沢山の方と出会い野球の楽しさをお届けできるように頑張ります。よろしくお願いいたします」と意気込みを口にした。
九州アジアリーグは2021年からスタートしたプロ野球独立リーグで、今季の所属球団は火の国サラマンダーズ(熊本)と大分B-リングス(大分)の2球団。熊本は前ロッテの細川亨氏が監督を務めて初代王者となり、来季から元ソフトバンクの馬原孝浩氏が監督に就任することが決まっている。