注目の次回登板は?
日本シリーズで開幕投手を託されヤクルトの奥川恭伸はオリックス先発・山本由伸と息詰まる投手戦を演じ、7回6安打1失点と好投を披露した。
奥川は1点リードの7回、代打・モヤに同点となる右越えソロを浴びたが、直後の8回に自軍の4番・村上が中越え2ランを放ち3-1と勝ち越し。奥川は7回97球、6安打1失点、3奪三振2四球の内容で降板し、2点リードの8回から救援陣にマウンドを譲った。
20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では日本シリーズの第2戦以降の予想先発を紹介。
第2戦(21日・京セラD大阪) 宮城大弥 - 高橋奎二
第3戦(23日・東京ドーム) 田嶋大樹 - 小川泰弘
第4戦(24日・東京ドーム) 山﨑福也 - 石川雅規
第5戦(25日・東京ドーム) 山﨑颯一郎 - 高梨裕稔
第6戦(27日・ほっと神戸) 山本由伸 - 金久保優斗
第7戦(28日・ほっと神戸) 宮城大弥 - 奥川恭伸
番組に出演した野村弘樹さんはヤクルトの先発予想について、「今後の奥川の使い方ですね。今日の第1戦でいったということは僕は中6日でいかないといけないと思うんですよ」と言及し、レギュラーシーズンでは中9日以上のインターバルを空けて先発していた奥川の“中6日解禁”を提言。
「中7日だと第7戦になる。第7戦はあるかわからないので、(第6戦で)もう一回、山本とガチンコで投げ合ってほしい」と希望を語った。
レギュラーシーズンでチーム1位タイの9勝を挙げ、巨人とのCSファイナル第1戦(神宮)ではプロ入り初の完封勝利を挙げるなど進化を続ける20歳の右腕。日本シリーズ開幕戦でオリックスの山本を上回るピッチングを披露しているだけに、奥川を第何戦で起用するか注目される。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』