今季はメジャーで2勝2セーブ
西武は22日、元レイズの左腕、ディートリック・エンス投手(30)の入団が決定したことを発表。背番号も「75」に決定した。
エンスは球団を通じて「埼玉西武ライオンズでプレーする機会を得られて光栄です。監督、コーチ、チームメイト、スタッフの皆さんと最高のシーズンが過ごせることを楽しみにしています。日本は素晴らしい場所だとたくさんの人からうかがっていますので、妻とともに日本に行くことが待ち遠しいです!」とコメント。
また、渡辺久信GMは「球も強くストライクゾーンで勝負できるので、左の先発投手としてローテーション入りを期待している。人間的にも優れていて、日本で成功してやるんだ、という強い意気込みを感じた」と語り、今季はわずか2勝に終わった先発左腕の強化に期待を寄せた。
2017年にツインズでメジャーデビューを飾ったエンスは、その後マイナーを経て今季はレイズで4年ぶりのメジャー登板を果たし、9試合(22回1/3)の登板で2勝0敗2セーブ、25奪三振、防御率2.82という成績を残した。
西武は今秋のドラフトで、隅田知一郎投手(西日本工大)、佐藤隼輔投手(筑波大)といった即戦力候補の左腕も獲得しており、チームの補強ポイントを補うべく、精力的な動きを見せている。