球団としては金子千尋以来7年ぶり
日本野球機構(NPB)は22日、先発投手最高の栄誉である『沢村賞』の受賞者を発表。パ・リーグの投手4冠に輝いたオリックス・山本由伸投手が初受賞した。
山本は選考基準となる勝利数・奪三振数・防御率・勝率・完投数・投球回で両リーグトップの好成績を残し、選考基準7項目中5項目をクリア。200投球回と10完投には届かなかったが、いずれもダントツの193回2/3イニング、6完投で圧倒的な存在感を示した。
直近5人の受賞者はいずれもセ・リーグ勢が受賞しており、パ・リーグ勢の受賞は2014年の金子千尋(現日本ハム)以来7年ぶり。オリックスからは史上2人目の受賞者となった。(※1990年に近鉄・野茂英雄が受賞)
▼ 『沢村賞』選考基準項目
※カッコ内は(山本)の今季成績
・登板数:25(26)
・完投数:10(6)
・勝利数:15(18)
・投球回:200(193回2/3)
・勝 率:.600(.783)
・奪三振:150(206)
・防御率:2.50(1.39)