ポージーは今季限りでの現役引退を発表
MLBは22日(日本時間23日)、今季の「カムバック賞」を発表し、ナ・リーグはジャイアンツのバスター・ポージー捕手(34)、ア・リーグはオリオールズのトレイ・マンシーニ内野手(29)が選ばれた。
ポージーはコロナ禍に見舞われた昨季、家庭の健康を最優先しシーズン全休を選択。2年ぶりに復帰した今季は113試合の出場で打率.304、18本塁打、56打点、OPS.889をマークし、チームを球団新記録のシーズン107勝に導いた。全盛期を彷彿させる活躍で復活を遂げたが、シーズン終了後に現役引退を発表。米球界に衝撃を与えた。
マンシーには昨年3月にステージ3の結腸がんであることを公表し手術。こちらも2020年シーズンは出場なしに終わった。今季はレッドソックスとの開幕戦に「2番・一塁」でスタメン出場し2年ぶりにメジャー復帰。147試合の出場で打率.255、21本塁打、71打点、OPS.758を記録し、結腸がん克服を印象づけた。