オリックスに逆転勝ちし、タッチを交わすマクガフ(右端)らヤクルトナイン=東京ドーム

◆ 守護神がピンチ切り抜けゲームセット「100点満点」

 23日に行われた「SMBC日本シリーズ2021」第3戦は、ヤクルトがシーソーゲームを制し2連勝。オリックスに対してシリーズ通算2勝1敗と、球団20年ぶりの日本一へ向けて一歩リードした。

 ヤクルトは3-3の同点で迎えた7回から、2番手・スアレスを投入するも、一死一・二塁のピンチを招いて降板。左打者が続くところで田口麗斗にマウンドを託して火消しを試みたが、二死後に吉田正尚に適時打を許し、痛恨の勝ち越し点を献上してしまった。

 それでも、続く4番・杉本裕太郎を申告敬遠で歩かせ、二死満塁で迎えた代打・ジョーンズに対しては、シリーズ初登板となった4番手・石山泰稚が空振り三振に抑える好リリーフ。石山は再逆転した8回も三者凡退に片付け、9回は1戦目でセーブに失敗していたマクガフが走者を背負いながらもシャットアウト。ヤクルトは石山とマクガフの継投で8回以降の1点差を逃げ切った。

 23日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷繁元信さんは、勝利を手繰り寄せる好リリーフでシリーズ初勝利を挙げた石山の投球について、「シーズンの後半から凄く良い状態になってきて、それを継続して今日の登板を迎えたと感じた。ストレートも走ってたし、フォークもブレーキが効いていた。良い投球だった」と評価。

 9回に一打同点のピンチを迎えながらも無失点で抑え、シリーズ初セーブを挙げたマクガフの投球については、「先頭打者に出られて、ちょっと(1戦目の救援失敗を)思い出すと思うんですよ。でも最後、吉田と杉本のどっちを打ち取りにいくかというところで杉本を選んで、インサイドに投げきりましたからね。『やったな!』と…。これで1戦目のサヨナラは消えたなと思いましたよ」と、悪夢を払拭するのに十分な投球だったとコメント。

 同じく番組に出演した高木豊さんも「前回登板がああいう終わり方だったので、今日は結果が全てだと思って見ていた。もうこれはマルですよ。100点満点あげていいと思います」と、変わらぬ抑え起用に結果で応えたマクガフに賛辞を送った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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