大谷の同僚R.イグレシアスもセカンドチーム入り
MLBは23日(日本時間24日)、今季の「オールMLBチーム」を発表。エンゼルスの大谷翔平選手(27)は指名打者部門で「ファーストチーム」、先発投手部門で「セカンドチーム」に選ばれ、史上初となる2部門同時受賞を果たした。
大谷はメジャー4年目の今季、打者として初めて規定打席をクリアし、リーグ3位の46本塁打を放つなど打率.257、100打点、26盗塁、OPS.965を記録。11日(日本時間12日)に打撃のベストナインに相当する「シルバースラッガー賞」を受賞しており“順当”に「ファーストチーム」の指名打者部門に選出された。
一方、投手としても130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振を記録。二刀流として強烈なインパクトを残し、先発投手部門で「セカンドチーム」に選ばれた。
同賞は2019年にスタート。ア・ナ両リーグの区別なく「ファースト」「セカンド」の2チームを選抜し、野手は各ポジション1人ずつ。先発投手は5人、救援投手は2人ずつ選出される。日本人選手では昨季、カブスでプレーしていたダルビッシュ有投手(現パドレス)が「ファーストチーム」の先発投手、ツインズの前田健太投手は「セカンドチーム」の先発投手として名を連ねた。
2021年の「オールMLBチーム」は以下の通り。
【ファーストチーム】
●先発投手
マックス・シャーザー(ドジャース)
ロビー・レイ(ブルージェイズ)
ゲリット・コール(ヤンキース)
コービン・バーンズ(ブリュワーズ)
ウォーカー・ビューラー(ドジャース)
●救援投手
ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)
リアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス)
●捕手
サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
●一塁手
ウラジーミル・ゲレロJr.(ブルージェイズ)
●二塁手
マーカス・セミエン(ブルージェイズ)
●三塁手
オースティン・ライリー(ブレーブス)
●遊撃手
フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
●外野手
ブライス・ハーパー(フィリーズ)
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
フアン・ソト(ナショナルズ)
●指名打者
大谷翔平(エンゼルス)
【セカンドチーム】
●先発投手
大谷翔平(エンゼルス)
フリオ・ウリアス(ドジャース)
ケビン・ガウスマン(ジャイアンツ)
マックス・フリード(ブレーブス)
ザック・ウィーラー(フィリーズ)
●救援投手
ライセル・イグレシアス(エンゼルス)
ケンリー・ジャンセン(ドジャース)
●捕手
バスター・ポージー(ジャイアンツ)
●一塁手
フレディ・フリーマン(ブレーブス)
●二塁手
オジー・アルビーズ(ブレーブス)
●三塁手
ラファエル・ディバース(レッドソックス)
●遊撃手
トレー・ターナー(ドジャース)
●外野手
ニック・カステラノス(レッズ)
テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ)
カイル・タッカー(アストロズ)
●指名打者
ヨルダン・アルバレス(アストロズ)