今季プロ初勝利の20歳右腕が再スタートへ決意
西武は24日、今月22日に「右肘内側側副靭帯再建術」を受けた上間永遠投手(20)と来季の契約を結ばないことを通告。実戦復帰まで1年程度を要する予定で、来季は育成再契約となる見込みだ。
今回の発表を受け、上間は「手術の影響で来年はしばらく投げることができませんが、慌てずにじっくりと、その時々の状況に応じてできることをしっかりやっていければと思っています。そしてこの1年間、リハビリやトレーニングを重ねることによって、より強い球を投げられるようパワーアップしたいです」とコメント。スケールアップした姿を再び見せることをファンに誓った。
2019年のドラフト7位で独立リーグの徳島から入団した上間は、プロ2年目の今季、初の一軍昇格を果たし、4月27日のロッテ戦でプロ初勝利を手にした。シーズンを通して5試合(21回1/3)に登板し、1勝1敗、防御率6.33という成績だった。