「長い間大変ありがとうございました」
東映、巨人などで活躍した野球評論家の張本勲氏(81)が28日、TBS『サンデーモーニング』に生出演。同番組のレギュラーから卒業することを発表した。
張本氏はこの日もヤクルト-オリックスの日本シリーズ、花巻東高の1年生スラッガー・佐々木麟太郎選手の打撃などを解説していたが、スポーツコーナーの最後に司会の関口宏氏から話を振られ、「私の都合で、シニア人生ゆっくり過ごしたいんですよ。この番組のレギュラーを今年いっぱいで卒業します」と生発表。
「来年は節目で出てきますから、また番組でお会いできると思いますので。長い間大変ありがとうございました。特にTBSには心より感謝しています」と、自らの言葉で節目の別れを告げた。
張本氏は1959年にプロ入りし、東映(現日本ハム)、巨人、ロッテの3球団で23年間プレー。NPB歴代1位の通算3085安打を記録した。引退後は野球評論家として活動し、同番組のスポーツコーナー『週刊 御意見番』では「あっぱれ!」と「喝!」を入れてスポーツ界にコメントしてきた。