メジャー1年目を終え破格の大型契約
レイズは27日(日本時間28日)、ワンダー・フランコ選手と球団史上最高額の11年1億8200万ドル(約206億3000万円)の契約を結んだことを発表した。
12年目となる2033年の契約については球団側にオプションがあり、出来高も含めると最大12年総額2億2300万ドル(約252億8000万円)もの超大型契約になるという。
フランコはドミニカ共和国出身の両打ちの遊撃手で、今年3月に20歳の誕生日を迎えたばかり。日本球界では藤原恭大(ロッテ)、根尾昂(中日)、小園海斗(広島)、吉田輝星(日本ハム)らと同世代にあたる。
当時16歳だった2017年にレイズとマイナー契約を結び、今年6月にメジャーデビューを果たすと、ルーキーイヤーから70試合の出場で打率.288、7本塁打、39打点を記録。43試合連続出塁の離れ業も成し遂げ、新人王投票では3位にランクインした。
メジャーリーグでは、今年2月にパドレスのフェルナンド・タティス・ジュニア選手が22歳の若さで14年3億4000万ドル(約360億円)の超大型契約を結んだが、メジャー昇格1年未満の選手としてはフランコの11年1億8200万ドルがメジャー史上最高額になるとのこと。
超大型契約を手にした20歳の新星が、来季以降どのような活躍をみせてくれるのか。いまだ発展途上のスター候補生に注目だ。