2017年のパ・リーグMVP
ソフトバンクのデニス・サファテ投手(40)が30日、自身の公式Twitterにて今季限りで現役を引退することを表明した。
サファテは2011年に来日し広島へ入団。西武を経て2014年からソフトバンクでプレーした。2015年から3年連続最多セーブのタイトルを獲得し、2017年には日本新記録となる54セーブを挙げてリーグMVPを受賞。常勝軍団の絶対的守護神としてチームの日本一に貢献した。
しかし、右股関節の故障の影響で2018年はわずか6試合の登板に終わると、ここ3シーズン連続で一軍登板なし。最後は手術とリハビリで回復を目指すのが精一杯だった。
サファテは自身のTwitterにて「私は今日、野球選手を引退することを発表しました」と現役引退を表明。「こんな終わり方になるとは思ってもいなかった」としつつも、40歳で節目を迎えた自身のプロキャリアへの充実感も滲ませた。
NPBでは在籍11年間で通算427試合に登板し、27勝20敗38ホールド234セーブ、防御率1.57の成績。通算セーブ数は外国人投手としては史上最多で、藤川球児に次ぐ歴代5位だった。