ブルペン支える助っ人右腕コンビ
楽天は1日、アラン・ブセニッツ投手(31)、宋家豪投手(29)と2022年シーズンの契約に合意したと発表。
ブセニッツは来季が来日4年目のリリーフ右腕。今季は前半戦に精彩を欠き、31試合の登板で1勝0敗4ホールド、防御率4.97と、加入後ワーストの成績に終わったが、後半戦は14試合連続無失点を記録するなど、ブルペンの一角として奮闘した。
球団を通じて「今シーズンも熱い応援ありがとうございました」とファンへ感謝のメッセージを送りつつ、「CSに進出をすることができましたが、本当のゴールには辿り着くことができませんでした。来年こそは優勝旗を東北に持ってきたいと願っています」と、来季の逆襲を誓った。
宋家豪は来季が来日7年目。今季は守護神・松井裕樹の離脱後にクローザーを任されるなど、チームトップかつキャリアハイの63試合に登板し、3勝3敗24ホールド7セーブ、防御率2.23の好成績をマーク。フル回転でブルペンを支える活躍を見せた。
契約更新に際して、宋家豪は「残留することができて本当に嬉しいです。友達もたくさんできましたし、家族も仙台、東北が大好きです。球団からの信頼とファンの皆さんからの熱い応援に感謝いたします」とコメント。「来年もリーグ優勝を目指し、最後にみんなで日本一になりましょう」と、球団9年ぶりとなる優勝への思いを口にした。