ニュース 2021.12.02. 15:43

侍ジャパンの新指揮官に前日本ハム監督の栗山英樹氏が就任「先輩たちの思いを胸に刻んで」

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侍ジャパンの新指揮官に就任した栗山英樹監督

世界一奪還を目指して


 日本野球協議会は2日、侍ジャパンのトップチームを率いる新指揮官に、前日本ハム監督の栗山英樹氏(60)が就任したことを発表。契約期間は1年半となる。

 今回は目標とする2023年春の開催が見込まれている第5回WBCまでの期間が短いこともあり、日本ハムで10年間に渡って指揮を執った監督としての経験値や2度のリーグ優勝、CSを5度経験している実績に加え、全国的な発信力やアマチュア球界への貢献度なども評価された格好だ。

 今回の指揮官就任を受け、栗山監督は「日の丸をつけることの意味、日本野球の意味、ジャパンチームの意味、その重さ、責任といったものを心の底から感じている」と語り、WBC優勝に向けて「誰よりも野球を愛して、選手を愛して、精一杯(監督を)務めさせていただきます」と決意を述べた。

 なお、栗山ジャパンの初陣は、2022年3月5日(土)と同6日(日)に行われる『ENWOS 侍ジャパンシリーズ 2022』のチャイニーズ・タイペイ戦となる予定。そして最大目標は、2023年春の開催が見込まれている第5回WBCでの3大会ぶりとなる優勝、世界一の奪還となる。


▼ 栗山監督の就任あいさつ
本日をもって、侍ジャパン・トップチームの指揮を執らせていただくことになりました。

ファイターズで監督を務める前、WBCに関しては、第1回大会、第2回大会、すべての試合を現場で見させてもらいました。
オリンピックに関しても、プロアマ合同チームで臨んだシドニー、そしてアテネ、北京、すべての試合を現場で見させてもらいました。
日の丸をつけることの意味、日本野球の意味、ジャパンチームの意味、その重さ、責任といったものを心の底から感じています。

そんな中、今年は稲葉監督や選手たちの頑張りで、悲願だったオリンピックの金メダル、そして日本シリーズでも素晴らしい戦いを見せてもらい、野球の素晴らしさを伝えられた年だったと思います。
ただ、その野球をこれからどういう風に発展させていくのか、その素晴らしさをどのようにして理解してもらうのか、そういったことを含めて全力を尽くしなさいと、言われているような感じがしました。

過去、野球が始まった頃から、大先輩方が作ってくれたこの環境を、どうやって次の世代に残していくのか、それをずっと先輩方から言われ続けてきました。
歴代の素晴らしいジャパンの監督さんも、その思いをもってやってきたと思います。その先輩の思いをしっかり胸に刻んで、前に進んでいかないといけない。

その中でとても大切なことは、プロ野球に憧れて、日の丸に憧れて、みんなが野球をやっている。軟式野球であったり、社会人になっても朝から野球をやってくれている皆さん、少年野球の皆さん、そしてソフトボールなど、野球型のスポーツをやっている皆んなが力を携えて、これから日本野球のために結束して23年のWBCで優勝できるように全力を尽くしていきたいと思います。
何ができるかわかりませんが、誰よりも野球を愛して、選手を愛して、精一杯務めさせていただきます。どうか、よろしくお願いいたします。


▼ 栗山英樹監督の経歴
【球 歴】
創価高-東京学芸大-ヤクルト(1984〜90年)

【監督歴】
日本ハム(2012〜21年)
・パ・リーグ優勝2回(2012、16年)
・日本シリーズ優勝1回(2016年)

【主な表彰】
ゴールデングラブ賞(1989年)
パ・リーグ連盟特別表彰 最優秀監督賞(2016年)
正力松太郎賞(2016年)
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