MLBのマンフレッド・コミッショナー

◆ 両者譲らず26年ぶり“凍結”

 MLBと選手会は1日、現行の労使協定の失効期限を迎えてもなお新労使協定の妥結に至らず、2日から経営陣によるロックアウトに突入した。

 ロックアウト期間中は球団施設が封鎖され、選手の契約交渉もストップ。6日から開催が予定されていたウインターミーティングも中止が決まり、マリナーズからFAとなっていた菊池雄星、ポスティングシステムでの移籍を目指す広島・鈴木誠也の契約交渉も一時凍結(※交渉可能期間のカウントもストップ)されることになった。

 今回の新労使協定の争点は、FA権の取得条件、年俸総額に応じて球団に課される贅沢税、収益分配方式の見直し、ポストシーズンの拡大など、議題が多岐にわたり、経営陣側と選手会側の主張に大きな隔たりがある模様。

 ロックアウトに際して、MLBのマンフレッド・コミッショナーは「2022年シーズンを守るためにはオフシーズンのロックアウトが最善策だと思う」と声明を出し、選手会との交渉活性化に必要な措置であることを主張。対する選手会側は今回の措置を“圧力”と捉えており、「時期に関わらず劇的な手段だ」と批判した。

 MLBの活動が停止したのは、1994年から1995年にかけて選手会側がストライキに踏み切って以来26年ぶり。当時はワールドシリーズも中止となる自体に陥っており、今回のロックアウトが2022年シーズンの開幕に影響する可能性もある。

この記事を書いたのは

藤田皓己

藤田皓己 の記事をもっと見る

【PR】「ABEMA」がMLBを生中継
日本人選手の活躍を無料で視聴できる!

ABEMA × MLB2025

新しい未来のテレビ「ABEMA」では、2025シーズンのMLB公式戦を無料生中継! 平日のドジャース戦全試合を含む、レギュラーシーズン485試合を生中継で楽しむことができます。また、試合の名場面を試合終了後から楽しむことができる「ハイライト映像」も無料で視聴可能。

プレミアム会員なら一部のプレミアム限定配信試合も見放題で楽しめるほか、試合後1週間いつでもフル映像を視聴可能。さらに、みんなで観戦を楽しめる「コメント機能」、試合途中でも最初から視聴できる「追っかけ再生」など機能も充実。

スマホ、PC、タブレット、TVなどマルチデバイスでどこでも観戦できる「ABEMA」でMLBを堪能しよう!

POINT

大谷翔平をはじめ日本人選手が活躍するMLBを無料で視聴可能! TV視聴も可能!

② プレミアム会員なら有料試合も見放題。コメント機能や追っかけ再生で楽しみ方も充実!

③ ABEMAプレミアムは広告なし見放題(月額1,080円)広告あり(月額580円)から選べる!

もっと読む