<第92回都市対抗野球 2回戦>
● 日本製鉄かずさマジック(君津市) 0 ー 8 セガサミー(東京都) ○
野球部創部初の決勝進出を目指すセガサミーが、圧倒的な強さを見せ、日本製鉄かずさマジックに8-0で下し、準々決勝に駒を進めた。
セガサミーは3回二死二、三塁から4番・根岸晃太郎の適時二塁打で幸先よく先制。
その裏、セガサミーは守備で魅せる。一死二、三塁から日本製鉄かずさマジックの2番・奈良原稔也がレフトへ打ち上げた打球を、日大三高時代に高校日本代表としてプレーした明治安田生命からの補強選手のレフト・森龍馬が捕球し、中継に入ったショート・中川智裕へ送球。ショートの中川も、タッチアップでホームを狙った三塁走者の伊藤を刺そうと、素早くホームへ送球しタッチアウトにした。同点のピンチを防いだセガサミー先発・草海光貴は、クールな表情を崩し、思わず飛び跳ね満面の笑みを見せて喜んだ。
草海を援護したい打線は、1-0の5回に先頭の8番・須田凌平がライトの頭を超える二塁打でチャンスメイク。続く9番・北川智也がきっちりと送り、一死三塁とし、1番・植田匡哉の犠飛で追加点を挙げる。これで勢いに乗ったセガサミーは、安打と2つの四球で満塁とすると、5番・市根井隆成が2点適時打、さらに続く森も2点適時二塁打で、この回一挙5点を奪いリードを広げた。攻撃の手を緩めないセガサミーは、7回にも森のこの日2本目となる適時打などで2点を挙げ試合を決めた。
大量援護をもらった先発の草海は、7回無失点の好投を見せ、初戦に続いてしっかりと試合を作り、勝利へ導いた。
昨年届かなかったセガサミー野球部初の決勝進出、そして今年こそ「頂点(黒獅子旗)」を狙うセガサミーが圧倒的な強さを見せ、8強へと駒を進めた。
セガサミー・西田真二監督は試合後、「4番の根岸晃太郎は、経験も、長打力も、走塁も上手くて足もある。やってもらわなきゃ困る、という感じで4番においた」と話し、「先発の草海光貴は、いい張りがあって、力が抜けてちょうどいいピッチングだった。相手チームのデータはあくまでも参考。かずさマジックの打者を見て、草海と須田が、選手主導で感じたことを、考えながらやってくれた。草海は本当に信頼している」と評価した。
また、5回の猛攻については、「初球からどんどん振っていったのがよかった。タイミングが外れてもとらえるのが大事。打線は相手ピッチャーによって変わってくるが、今日は選手たちが本当によく戦ってくれた。須田も攻守ともにいい働きをしてくれた」と手放しで褒めた。
▼ 試合後の談話
7回を5安打無失点に抑えた草海投手
「今日のピッチングはいい方だと思う。ブルペンから、力みもなく、ある程度いいところに投げられていた。初戦の方が緊張した。後ろにいいピッチャー陣が控えているので、気楽に構えることができて、ピンチになっても楽しく投げられた。今後も、1戦1戦チーム一丸となって勝てるよう頑張りたい」
スタメンマスクを被った須田捕手
「草海は、マウンドさばきや、普段の表情も自信がついたのか頼もしかった。自分も安心してリードできる。草海は、今日は前回よりも全体的に良かった。落ち着いて入れていてよかった。フィールディングは群を抜いて上手。バント処理でも相手にプレッシャーを与えられたと思う」
(ニッポン放送ショウアップナイター)
● 日本製鉄かずさマジック(君津市) 0 ー 8 セガサミー(東京都) ○
野球部創部初の決勝進出を目指すセガサミーが、圧倒的な強さを見せ、日本製鉄かずさマジックに8-0で下し、準々決勝に駒を進めた。
セガサミーは3回二死二、三塁から4番・根岸晃太郎の適時二塁打で幸先よく先制。
その裏、セガサミーは守備で魅せる。一死二、三塁から日本製鉄かずさマジックの2番・奈良原稔也がレフトへ打ち上げた打球を、日大三高時代に高校日本代表としてプレーした明治安田生命からの補強選手のレフト・森龍馬が捕球し、中継に入ったショート・中川智裕へ送球。ショートの中川も、タッチアップでホームを狙った三塁走者の伊藤を刺そうと、素早くホームへ送球しタッチアウトにした。同点のピンチを防いだセガサミー先発・草海光貴は、クールな表情を崩し、思わず飛び跳ね満面の笑みを見せて喜んだ。
草海を援護したい打線は、1-0の5回に先頭の8番・須田凌平がライトの頭を超える二塁打でチャンスメイク。続く9番・北川智也がきっちりと送り、一死三塁とし、1番・植田匡哉の犠飛で追加点を挙げる。これで勢いに乗ったセガサミーは、安打と2つの四球で満塁とすると、5番・市根井隆成が2点適時打、さらに続く森も2点適時二塁打で、この回一挙5点を奪いリードを広げた。攻撃の手を緩めないセガサミーは、7回にも森のこの日2本目となる適時打などで2点を挙げ試合を決めた。
大量援護をもらった先発の草海は、7回無失点の好投を見せ、初戦に続いてしっかりと試合を作り、勝利へ導いた。
昨年届かなかったセガサミー野球部初の決勝進出、そして今年こそ「頂点(黒獅子旗)」を狙うセガサミーが圧倒的な強さを見せ、8強へと駒を進めた。
セガサミー・西田真二監督は試合後、「4番の根岸晃太郎は、経験も、長打力も、走塁も上手くて足もある。やってもらわなきゃ困る、という感じで4番においた」と話し、「先発の草海光貴は、いい張りがあって、力が抜けてちょうどいいピッチングだった。相手チームのデータはあくまでも参考。かずさマジックの打者を見て、草海と須田が、選手主導で感じたことを、考えながらやってくれた。草海は本当に信頼している」と評価した。
また、5回の猛攻については、「初球からどんどん振っていったのがよかった。タイミングが外れてもとらえるのが大事。打線は相手ピッチャーによって変わってくるが、今日は選手たちが本当によく戦ってくれた。須田も攻守ともにいい働きをしてくれた」と手放しで褒めた。
▼ 試合後の談話
7回を5安打無失点に抑えた草海投手
「今日のピッチングはいい方だと思う。ブルペンから、力みもなく、ある程度いいところに投げられていた。初戦の方が緊張した。後ろにいいピッチャー陣が控えているので、気楽に構えることができて、ピンチになっても楽しく投げられた。今後も、1戦1戦チーム一丸となって勝てるよう頑張りたい」
スタメンマスクを被った須田捕手
「草海は、マウンドさばきや、普段の表情も自信がついたのか頼もしかった。自分も安心してリードできる。草海は、今日は前回よりも全体的に良かった。落ち着いて入れていてよかった。フィールディングは群を抜いて上手。バント処理でも相手にプレッシャーを与えられたと思う」
(ニッポン放送ショウアップナイター)