プレミア12で来日経験あり「先発・リリーフのどちらも十分いける」
日本ハムは6日、新外国人のコディ・ポンセ投手(27)と契約に合意したと発表した。背番号は未定で決まり次第発表される。
ポンセは198センチ・116キロの巨漢右腕で、2015年のドラフト2巡目(全体55位)でブリュワーズと契約。2019年に開催された『プレミア12』ではアメリカ代表として3試合(13回1/3)に登板し1勝1敗、防御率2.03をマークし、翌2020年シーズンにパイレーツでメジャーデビュー。今季はメジャー15試合(うち2試合が先発)に登板して0勝6敗、防御率7.04の成績だった。
新庄剛志ビッグボスは「いけるね!これは面白い」と第一印象を語り、「背がデカいねー。ストレートの伸びだけみれば、まぁ日本人でも慣れてきたら捉えちゃうだろうけど、このカットボールをうまく意識して投げたらメチャクチャ武器になるね。スライダーも低めにきっちりいけそうだな。ツーシームとかチェンジアップ、カーブもあって球種も豊富なんだね」と新助っ人についてコメント。
「クローザーっていうイメージはそんなに湧かないけど、先発・リリーフのどちらも十分いける。強気にインコースをガンガン攻めていく気持ちを持ってもらえれば、楽しみでしかない。あとは、ケガだけないように。ケガしちゃったら、タダの人だからね。期待できるよ!」と、期待感を口にした。
一方、ポンセは「大谷選手やダルビッシュ選手など、世界最高峰のプレーヤーを輩出しているファイターズという素晴らしい球団でプレーする機会を頂き、大変うれしく思います。アメリカ代表として日本でプレーした時から、いつかは日本に戻ってきたいという思いを抱いていました。来季は、チームの勝利に貢献出来るように全力でプレーをします」と意気込みを口にした。