2020年にマリナーズでメジャーデビュー
楽天は7日、マリナーズから自由契約となっていたホセ・マルモレホス選手(28)との契約合意を発表した。
ドミニカ共和国出身のマルモレホスは、188センチ・108キロの体格を誇る左投げ左打ちのスラッガーで、当時18歳だった2011年にナショナルズとマイナー契約を結び、2020年にマリナーズでメジャーデビュー。
今季はマイナーとメジャーを行き来するなか、メジャーでは41試合の出場で打率.160(106-17)、4本塁打、12打点に終わったが、3A級では一塁と左翼をメインポジションとして83試合に出場し26本塁打、75打点、打率.338、OPS1.111の好成績をマークした。
マルモレホスは「楽天イーグルスから素晴らしいチャンスを与えられたことを本当に光栄に思いますし、幸せに感じています。愛するスポーツをプレーすることを通じて、日本の文化を学べるだけではなく、自分の持っているものを100%出し、ファンの皆様と一緒にカンペオン(チャンピオン)を目指すという新しい経験ができることをとても嬉しく思っています。イーグルスファンの皆様、よろしくお願いします。ムチャス グラシアス!」と、球団を通じてコメントした。
今季の楽天はルスネイ・カスティーヨとブランドン・ディクソンの新外国人選手を迎え入れて打線の底上げを図ったが、両助っ人とも不発に終わり1シーズン限りでの退団が決定。今オフの補強1号となったマルモレホスには、浅村栄斗、島内宏明に続くポイントゲッターとしての活躍に期待がかかる。