元オリックス4投手が無安打リレー
オリックスから自由契約となった荒西祐大投手(29)が8日、プロ野球12球団合同トライアウトに参加し、三者連続三振と好投した。
1人目の元阪神・藤谷洸介を膝下に沈む変化球で空三振に抑えると、元日本ハム・今井順之助には143キロのストレートで空三振。3人目の元阪神・荒木郁也に対しては外角低めに逃げるシンカー系の変化球で空三振に仕留めた。
荒西は社会人のホンダ熊本から2018年ドラフト3位でオリックスに入団。ルーキーイヤーにプロ初勝利をマークし、2年目の昨季は中継ぎで29試合に登板したが、今季は一軍登板ゼロで戦力構想から外れる形に。一軍では実働2シーズンで通算42試合(83回)、1勝4敗3ホールド、防御率5.31の成績だった。
トライアウトに参加している元オリックス投手陣は、神戸文也も140キロ台後半を計測したストレートを軸に三者凡退の力投。吉田一将と金田和之はそれぞれ打者3人に対して無安打1四球の投球だった。