先発ローテ期待大「環境を整えるのがBIGBOSSの仕事」
日本ハムは9日、MLB通算173試合に登板した前ツインズのジョン・ガント投手(29)と2022年シーズンの契約に合意したと発表した。
ガントは2011年のドラフト21巡目(全体642位)でメッツと契約し、2016年にブレーブスでメジャーデビュー。今季はカージナルスとツインズで計39試合(110回)に登板し5勝11敗2ホールド、防御率4.09をマークした。
ビッグボスこと新庄剛志監督は「これ、本当にウチに来てくれるの?凄いピッチャーだね。YouTubeで彼の映像みて、思わず『いいね!』押しちゃいそうになったよ」とハイレベルな投手の加入に驚きのコメント。投球について「印象に残ったのは、やっぱりシンカーかな。チェンジアップも凄い、というか面白い動きするね。球種2つが一級品なら、もうそれで充分でしょ」と第一印象を口にした。
また、今年6月までは長髪をなびかせ腕を振っていたが、夏場を前に髪をカット。長髪時代の映像をチェックしていたと思われるビッグボスは「切らないでこのままいけばいいのに。え、もう切っちゃったの?もったいないな。個性は大事にした方がいいよね」と、見た目の特徴についても言及した。
ビッグボスは戦力として、かなりの期待感を抱いているようで、「先発ローテに入ってかなりの力発揮してくれるんじゃないかと、ほんとに期待しかない!あとは彼が実力を思い切り発揮できるように、環境を整えるのがBIGBOSSの仕事です」と話した。
一方、初来日となるガントは、「ファイターズの一員になる機会を与えていただき、大変うれしく思います。日本は素晴らしい国だと多くの人たちから聞いているので、新たな生活の中で様々なことを吸収し、自身の成長につながることを楽しみにしています。一日も早く来日し、皆様にお会いできるのを心待ちにしています」と球団を通じてコメントした。