新天地での恩返し誓う
楽天は9日、今季限りでソフトバンクから自由契約となっていた釜元豪選手(28)と2022年シーズンの育成契約に基本合意したと発表した。
釜元は西陵高から2011年の育成ドラフト1位でソフトバンクに入団し、2015年シーズン途中に支配下昇格。2019年には自己最多86試合に出場し、外野の一角として台頭するも、プロ10年目の今季18試合の出場にとどまり、シーズン終了後に戦力外通告を受けていた。
プロ通算では145試合に出場し打率.222(216-48)、5本塁打、16打点、16盗塁の成績。8日に行われた12球団合同トライアウトに参加することなく新天地が決まり、釜元は「もう一度、NPBで野球をするチャンスを与えてくださった楽天イーグルスに恩返しができるように、来シーズン、死ぬ気で頑張ります。東北のファンの皆さんに早く顔と名前を覚えていただけるよう、スタートからしっかりアピールしていきたいと思います」と楽天球団を通じてコメント。新天地での活躍を誓った。