＜第92回都市対抗野球 決勝＞
○　東京ガス（東京都） 6 ー 5 Honda熊本（大津町） ●　

　19年ぶり2度目の決勝進出となったHonda熊本は、東京ガスに5－6で敗戦。あと一歩及ばず、準優勝に終わった。

　1回戦から準決勝まで全て1点差ゲームをモノにしてきたHonda熊本だが、5回までに0－5とリードを許した。6回に中島準矢の一発で1点を返すも、その裏に1点を失い再び5点を追う展開に。8回に和田裕生のソロが飛び出すと、9回は「ベンチのみんなが自分を信じろ、お前はできるぞと言われた。そのおかげで自信を持って打席に入れたと思います」と丸山竜治が3ランを放ち1点差に迫る。さらに連打で一打逆転のチャンスを作るも、2番・中島が三振に倒れ試合が終了した。

　渡辺監督は「選手たちはよくやってくれたと思います。全て力を出してやった結果、強い相手で完全な力負けだったと思います。最後に意地を見せてくれて、選手たちはよくやってくれたと思います」と振り返り、「1点を取る野球、つなぎの野球、成果として準優勝になった。チームの財産。大事なものができた。さらに磨いて来年はやっていきたい。しっかり競り合いの中で点が取れるというところを目指していきたい」と来年に向けて決意を述べた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）