KBOではNPB経験ある助っ投が活躍中
オリックスから自由契約となっていたグレン・スパークマン投手(29)の新天地は韓国リーグになりそうだ。現地メディア『中央日報』が12日、ロッテジャイアンツのスパークマン獲得を報じている。
同メディアは関係者の言葉を情報源に「ロッテがスパークマンと契約した。メディカルチェックで大きな問題が見つからなければ最終交渉が完了する」と報道。2022年シーズンのロッテ加入に大筋合意したと伝えた。
スパークマンはアメリカ出身の右腕で、2013年のドラフト20巡目(全体594位)でロイヤルズと契約し、ブルージェイズに移籍した2017年にメジャーデビュー。今年6月にオリックスと契約合意し、NPBでは先発ローテーションの一角として期待されたが、6試合の登板で0勝1敗、防御率6.88の成績。来季の契約保留選手名簿から外れ、12月2日付で自由契約となっていた。
新天地となる韓国リーグでは今季、元ソフトバンクのアリエル・ミランダ投手(トゥサン)がシーズン奪三振新記録を樹立し、シーズンMVPとベストナイン(韓国名:ゴールデングラブ賞)、日本での沢村賞にあたるチェ・ドンウォン賞を受賞。元ヤクルトのデービッド・ブキャナン投手(サムスン)も最多勝に輝くなど、NPBを経験した外国人投手の活躍が目立った。
今オフはヤクルトから自由契約となったアルバート・スアレス投手のサムスン加入も決まっており、新シーズンもNPB経験ある助っ人投手の活躍に期待が寄せられている。