パワフルな打撃で来日1年目から本塁打&打点王
北海道フロンティアリーグ(HFL)に所属する「日本最北の独立リーグ球団」士別サムライブレイズは12日、かつて中日などで活躍したトニ・ブランコ氏(41)が、監督兼選手として入団したと発表した。
ブランコ氏は2005年にナショナルズでメジャーデビューし、2009年に中日入り。パワフルな打撃で来日1年目から全試合4番を務め、39本塁打、110打点の活躍で本塁打王と打点王の二冠を獲得した。2013年はDeNAに移籍し、いずれもシーズン自己最多となる41本塁打、136打点をマークし2度目の打点王を獲得。2015年からはオリックスで2年間プレーし、NPBに所属した8年間で計181本塁打を放った。
ブランコ氏は球団を通じ「日本でまたプレーできること、そして指導できることをうれしく思います。SAMURAI BLADESのみなさん、契約ありがとうございます。チームを勝利に導くために最善を尽くします。SAMURAI BLADESファンのみなさん応援よろしくお願いします。日本に行ける日が待ち遠しいです」とあいさつ。
球団代表は「今回、縁あってトニ・ブランコと選手兼任監督として契約を致しました。HFLは『野球で、北海道の未来を拓きます。』というミッションを掲げ、北海道の社会的課題を解決するリーグを目指し、誕生しました。その意義ある活動を多くの方に届けるため、今回、選手としての実績は勿論、人間性も素晴らしいトニ・ブランコの力を借りることに致しました」とコメントした。