「活躍の可能性は十分にある」
ソフトバンクは14日、2019年まで広島に所属していた高知ファイティングドッグスの藤井皓哉投手(25)と育成選手契約を結んだと発表した。
藤井はおかやま山陽高から2014年のドラフト4位で広島に入団し、4年目の2018年にプロ初勝利をマークするも、一軍に定着することは出来ず、2020年シーズン終了後に戦力外通告を受けて広島を退団。
今季は四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグスでプレーし、5月にはソフトバンク三軍との試合でノーヒットノーランを達成。2021シーズン後期は22試合(145回)の登板で11勝3敗の好成績を収め、リーグトップの防御率1.12、奪三振180を記録し、チームの後期優勝に貢献していた。
入団会見に同席した三笠GMは「今年一年間のパフォーマンスを見ると、もう一回NPBでやって、安定した活躍をしてくれる可能性は十分にあるんじゃないか、というような評価が上がって獲得に至った」と説明。
藤井は「まずは支配下登録。勝利に貢献できるようにやっていきたい。高知で先発をやっていたので先発をやってみたいという思いもありますが、チームに求められたところで投げたい」と意気込みを口にした。
選手プロフィール
▼ 藤井皓哉
守備位置:投手
投 打:右投左打
身長体重:182センチ・86キロ
生年月日:1996年7月29日(25歳)
経 歴:おかやま山陽高-広島(14年4位~20年)-四国IL高知(21年)-ソフトバンク(22年)
[2021年・前期公式戦]
12試合(80回) 防御率1.46
5勝2敗1ホールド 96奪三振
[2021年・後期公式戦]
21試合(145回) 防御率1.12
11勝3敗1ホールド 180奪三振
[NPB通算]
14試合(22回2/3) 防御率7.94
1勝0敗1ホールド 30奪三振