“常連”吉田正尚は2年ぶり3度目の選出
日本野球機構(NPB)は14日、2021年シーズンの『ベストナイン』を発表。パ・リーグを制したオリックスからは、最多となる4選手が選出された。
「投手」部門では、投手タイトル4冠&沢村賞も受賞した山本由伸投手(26)が98.9%の得票率で、こちらも文句なしの初受賞を果たした。また、「三塁手」部門では、宗佑磨が打率.272、9本塁打、42打点、8盗塁と安定した成績を残し、次点の中村剛也に224票の大差をつけてゴールデングラブ賞に続く栄誉を手にした。
そのほか、「外野手」部門では、打率.339で首位打者のタイトルを獲得した吉田正尚と、32本塁打で本塁打王のタイトルを獲得した杉本裕太郎がそれぞれ受賞。ベストナイン常連の吉田は4年連続4度目の受賞となり、一方の杉本は初受賞ながら吉田正を上回る得票数を得て初受賞を果たした。
両選手が球団を通じて発表したコメントは以下の通り。
▼ 山本由伸投手コメント
ベストナインに選んでいただいて、とても光栄です。
1年を通してプレーしてきた部分を評価していただいたと思いますので、本当に嬉しいです。
またこの賞をいただけるように、来シーズンもしっかりとがんばりたいと思います。
▼ 宗佑磨選手コメント
このような賞をいただける日が来るとは想像していなかったのでとても光栄に思います。
人生で経験したことのないプレッシャーの中で野球ができたことが僕の人生でとてもいい経験になったので、またこのような経験ができるようにたくさん練習して、来年もまた選出してもらえるような成績を残したいと思います。
そしてリーグ連覇、来年こそ日本一、その一つのピースになれるようにがんばります!
▼ 吉田正尚選手
4年連続で選んでいただき、大変光栄です。
チームとしては優勝して、大舞台も経験できましたし、とても有意義なシーズンだったと思いますが、個人としては、まだまだできたことがあったと思いますので、悔しい部分も多いです。
来年も引き続き選んでいただけるように、一つでも多くの打撃タイトル獲得を目指してがんばります!
▼ 杉本裕太郎選手
シーズンが始まる前は、まさか自分がベストナインに選んでいただけるとは思っていなかったので、本当にうれしく思います。
打撃でも守備でも、まだまだレベルアップしないといけないことは多いですが、今シーズンここまで出来た事を自信にして、また来シーズン、この賞に選んでいただける活躍ができるようにがんばります!