ベストナイン同士の絶妙な駆け引き?!
プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2020 supported by リポビタンD」が15日に開催され、ベストナインに選出された中日の柳裕也投手に同じベストナインメンバーからの“苦情”が殺到した。
ベストナインを受賞したセ・リーグ7選手(中日・柳/ヤクルト・中村、山田、村上、塩見/巨人・坂本/阪神・近本)によるパネルトーク企画が行われ、その中でヤクルトの村上宗隆選手から「マウンドでクイックしたり、長く持ったり、ちょこまかちょこまかするのやめてもらっていいですか?(笑)」との要望が送られた。
その要望に野手陣が爆笑すると、柳は「僕もあれやりながら、絶対にベンチ裏で悪口を言われているだろうなと思いながらやっているんですけど(笑)」と語りつつ、「来年もやりたいと思います(笑)」と継続を宣言。ベストナイン同士のパネル・トークでグラウンド上では様々な駆け引きが行われていることが明かされた。
ここで話題は一旦途切れたかに思われたが、阪神の近本光司選手がすかさず柳に「あのクイックするときは、何を基準にしてクイックしているんですか?」と追い打ちをかけ、一瞬思いを巡らせた柳は「それをいったらちょっとなんか…、来年ここにいないかなと思うので、なしでお願いします(笑)」と明言を避け、再び爆笑の渦に包まれた。
選手間で絶妙な“駆け引き?”が行われていた今年のパネルトーク。来季以降もベストナインの野手陣と柳の間でどのような駆け引きが繰り広げられるのか、注目だ。