藤浪の復活が阪神優勝のカギ?
現役生活32年、50歳までプロ野球選手として活躍を続けた日本球界のレジェンド・山本昌氏がMCを務めるトーク番組「マサNOTE ~山本昌が記す球人の軌跡~」(スポーツライブ+)。
12月18日に初回放送される第24回のゲストは猛虎打線の主軸として1985年の阪神タイガース初の日本一に貢献。監督としても2005年に阪神を優勝に導いた岡田彰布氏。
今季、リーグ制覇まであと一歩と迫りながらも2年連続の2位に終わった阪神について、元監督の岡田さんと臨時コーチを務めた山本昌さんが「猛虎復活」をテーマに語り合った。
来季優勝するために山本昌さんは「藤浪(晋太郎)投手が数年前の二桁勝っていた状態に戻ればというのもあると思いますがどうですかね?」と話しを振ると、岡田さんは「俺が聞きたいよ(笑)」と逆質問。
山本昌さんは「臨時コーチで接させてもらいましたが、藤浪君の中でスライダーが一番投げやすいボールなんですよ。ただ、試合でスライダーを曲げようとした時に腕が外から回って横振りになる。スライダーを横振りで投げると曲がるんですが、真っすぐも横振りになってだんだん崩れてしまうと(見ていて)すごく感じている」と腕の振りに課題があることを指摘。
「スライダーを投げるなとは言わないですが、横振りで投げていると真っすぐも(リリースが)外側に寄っていってしまうんですよ。今はそういう症状が出ているのかなと思いますね。横振りになってしまった時は修正して(手首を)立てて投げるということを繰り返していければ」とアドバイスを贈った。
番組では、岡田さんのドラフト時のエピソードや監督時代にしのぎを削った落合ドラゴンズとの思い出。監督としての指導論に迫る。
『マサNOTE~山本昌が記す球人の軌跡~#24 岡田彰布編』初回放送は、CS800 スポーツライブ+にて12月18日(土)11時30分から。
☆協力:スポーツライブ+『マサNOTE ~山本昌が記す球人の軌跡~』