「来年から野球部を離れ社業に専念」
DeNAで活躍し、2019年から社会人のJFE東日本でプレーしていた須田幸太投手(35)が21日、SNSを通じて今年限りで現役引退することを発表した。
須田は早稲田大からJFE東日本を経て2010年のドラフト1位で横浜に入団。2016年には62試合に登板して防御率2.68の好成績を残し、球団初のクライマックスシリーズ進出に貢献した。
NPBに在籍した8シーズンの通算成績は、166試合登板で16勝19敗1セーブ、防御率4.81。2018年限りで戦力外通告を受けDeNAを退団し、2019年から古巣であるJFE東日本でプレーしていた。
古巣復帰後は元プロとしてフル回転。2019年の都市対抗野球大会で全5試合に登板し、大会MVPに当たる橋戸賞を元プロ野球選手として初めて受賞すると、今季はコーチ兼任投手としてプレーし、都市対抗野球大会のベスト8進出に貢献した。
都市対抗敗退から2週間が経過したこの日、須田は自身のツイッターアカウントで「来年から野球部を離れ社業に専念します。たくさんの熱い応援本当にありがとうございました」と現役引退を表明。
このツイートにはDeNA球団公式ツイッターアカウントも反応し、「2016年、初のCS進出へ導いてくれた時は忘れません。須田幸太選手、現役生活お疲れさまでした」と労いのメッセージを寄せた。