ダブルエースの来季はいかに
21日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2021』では「年末大反省会SP」と題して解説陣が、今季のプロ野球界を振り返り、日本一に輝いたヤクルトについて来季の展望を語った。
今季、6年ぶりのセリーグ制覇、20年ぶりの日本一にも輝いたヤクルト。中でも近年課題であった投手陣において、エース候補の台頭が際立った。
プロ二年目の奥川恭伸は9勝4敗、防御率3.26をマーク。年間通じて主に中10日の間隔で登板し、安定感のある投球を披露した。また、シーズン後半から台頭し、日本シリーズ第2戦では見事な完封劇を魅せた高橋奎二も来季にかかる期待が大きい。
“ダブルエース”として期待される両投手について斎藤雅樹さんは、「(奥川は)コントロールが非常にいい。中10日で回すのが良かった。高橋はもともと力があるボールを投げていた。コントロールに難がある感じだったけど、今年は粘り強く投げられるようになった」と評した。
また、奥川について野村弘樹さんは、「ただ来年が勝負ですね。来年は高津監督も中6日で回すでしょうから、来年は五輪ブレイクもないので、1年間通して6日で回れるのか、回せるのか。その辺りも注目ですよね」と語り、来季へ期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』