高木豊氏「強くあってほしい」
12月21日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2021』で、解説陣が今オフ監督交代したソフトバンクについて言及。新体制で挑む2022年シーズンの巻き返しを期待した。
2021年シーズンのソフトバンクは日本シリーズ5連覇が期待されていたが、故障者続出で投打が噛み合わず後半戦に失速。60勝62敗21分けの4位でシーズンを終え、8年ぶりにAクラス入りを逃した。シーズン後には工藤公康監督が低迷の責任を負う形で退任。二軍監督を務めていた藤本博史氏が一軍指揮官へ“内部昇格”した。
番組に出演した球団OBの池田親興さんは「チームは変換期にきている」と切り出し、「若手を見てきた藤本監督がどうやってチームを変えていけるか。ベテランに刺激を与えてどうやって使っていけるか。落としちゃいけない試合を落としているので、若手をうまく登用しながら戦っていけるかどうかが鍵になってくる」とコメント。
続けて、「ここで監督を代えたということで、みんなが生まれ変わるというか、新たなスタートを切って、チャレンジャーとしてぶつかっていく。柳田(悠岐)をキャプテン、栗原(陵矢)を副キャプテンという形で、どういうふうにチームを引っ張っていけるか。(新主将の柳田が)『藤本監督を胴上げします。監督ダイエットしてくれ』とも言ってましたから、チームは変わっていくと思います」と期待感を口にした。
また、同じく番組に出演した高木豊さんは、ソフトバンクに対して「強くあってほしい」とメッセージ。「(チームが)変わるときって化学反応、不協和音、いろんなことが起こるんでしょうけど、藤本監督はファームで若手も見ているし、人望も厚い人だと思う。そこに期待したい」と話した。
2010年以降はリーグ優勝6回、日本シリーズ制覇7回を誇る常勝軍団。屈辱の1年を経て、新体制で挑む2022年は巻き返しなるか、新生ホークスに注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』