「最高のパフォーマンスを」V奪還の戦力へ
巨人は5日、前トロント・ブルージェイズ傘下のグレゴリー・ポランコ選手(30)と2022年シーズンの選手契約に合意したと発表。背番号は「23」に決まった。
ポランコはパンチ力ある打撃がウリの左投げ左打ちの外野手。2014年にパイレーツでメジャーデビューを果たすと、2016年に22本塁打、2018年に23本塁打をマークするなど、メジャー通算8年間で96本塁打362打点を記録。打つだけでなく通算98盗塁をマークするなど、走力も兼ね備えた外野手として活躍してきた。
2021年シーズンはメジャー107試合に出場し、打率.208(336-70)、11本塁打、36打点の成績に終わり、8月末にパイレーツから戦力外通告を受けたが、自身3年ぶりとなる2ケタ14盗塁を記録。退団後に加入したブルージェイズ傘下3Aでは、24試合の出場で打率.374(91-34)、9本塁打、5盗塁と存在感を示し、来日切符を掴んだ。
ポランコは「読売巨人軍に入団することになり、とても胸が高鳴っています。機会を与えてくださった大塚副代表、原監督、吉村国際部長に感謝します」と球団首脳に感謝。
続けて、「日本や東京の街、熱心なジャイアンツファンについて、とても素晴らしいと聞いています。首脳陣やチームメイトに会うのが楽しみです。最高のパフォーマンスを見せ、一緒に優勝しましょう。さあ行こう!」と、新天地での活躍を誓った。