“日本代表入り”への想いも
日本野球機構(NPB)は12日、オンラインで新人選手研修会を実施。昨秋ドラフトで4球団競合の末に西武に入団したドラフト1位左腕・隅田知一郎投手(22=西日本工業大)は、あらためてプロ野球選手としての決意を口にした。
研修会では東京オリンピックで金メダルに輝いた侍ジャパン元コーチの井端弘和氏(現U-12監督)が講演し、隅田は「テレビで見ていた偉大な方から激励の言葉を頂いたので興奮しましたし、またプロ野球選手としての一歩をしっかりと踏み出していきたいと思いました」と、決意新たに引き締まった表情。
2年目のシーズン直前にあたる2023年春にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も開催予定で、「“侍ジャパンに入ってほしい”ということを全選手に向かって仰っていた。自分も侍ジャパンに入ることが一つの目標でもありますし、そういう対象になれる選手になりたい」と将来的な代表入りを目標に掲げつつ、「まずは埼玉西武ライオンズの優勝に向かってしっかりと腕を振って頑張りたい」と、目前に迫るプロ1年目のシーズンをまっとうする姿勢を示した。
プロ野球選手の仲間入りを果たした左腕は、「テレビで見てくださるファンの方々や、少年野球をやっている子どもたちに夢を与える職業だと思うので、まずはいち社会人として恥のないような、責任感ある行動を取れるプロ野球選手を目指したいと思います」と意気込んだ。