シリーズ史上最大級のボリューム
株式会社コナミデジタルエンタテインメントは13日、人気野球ゲーム「パワプロ」シリーズの最新作『eBASEBALLパワフルプロ野球2022』の最新情報を解禁。
発売日が4月21日(木)に決定し、13日からパッケージ版の予約受付が開始されたことも発表した。
シリーズ最新作となる今タイトルは、パワプロの目玉と言える「サクセス」はもちろんのこと、「ペナント」や「マイライフ」といった野球ファンにも人気のモードがパワーアップして搭載されるほか、自分で作ったオリジナル選手を使ってオンライン対戦が楽しめる新モード「パワパーク」が新たな要素として登場。シリーズ史上最大級のボリュームとなっている。
もちろん、プロ野球12球団も最新の2022年度版データで搭載されており、ひとつ大きな注目ポイントとなるのが昨秋のドラフト会議で指名されたルーキーたちの評価だろう。
今回は、ドラフト2021で最多の4球団が1位競合した隅田知一郎(西日本工業大→西武)と、2球団が競合した高校生の目玉・小園健太(市和歌山→DeNA)のゲーム内の能力値が先んじて公開されている。
パワプロの能力値とは、野球選手に必要な要素をゲーム的に細分化し、S~Gのアルファベットランク8段階で数値化したもの。実際の公式記録をベースに、制作チーム独自の査定を加えて表現される。
西武期待の左腕・隅田は、最速150キロにコントロールがE・スタミナはDの評価。変化球はスライダー・SFF(スプリット)・サークルチェンジの3球種持ちとなっている。
また、特定の条件で能力がアップする特殊能力として、2ストライクと追い込んだ時に球速と変化量が上がる「奪三振」と、ストレートと変化球の投球モーションが同じになる「リリース○」の2つがついており、ゲーム内の能力からもその期待の高さが伺える。
高卒ルーキーの小園は、最速152キロにコントロールとスタミナはともにE。変化球はカットボールとVスライダー(縦スラ)とシンキングツーシームという3球種持ちとなった。
こちらも隅田と同じ「リリース○」の特殊能力を持っており、左右の対になる変化球に加えて落ちるボールもフォームを変えずに投げ込んでいく、打者に的を絞らせない投球が期待できそうだ。