第2クールスタート
ロッテの新人合同自主トレーニングは14日、ロッテ浦和球場で行われた。
14日から新人合同自主トレは第2クールに突入。新人選手たちは練習開始15分前となる8時45分すぎにはグラウンドに集まり、練習に向けて体を動かした。
9時に練習がスタートし、ランニング、ウォーミングアップなどを行い、9時35分すぎからはキャッチボール。
第1クール最終日は廣畑敦也とキャッチボールを行った松川虎生は、この日は池田来翔とキャッチボール。廣畑は八木彬とキャッチボールを行った。第1クールは青のグローブを使っていた廣畑だが、この日は黄色のグローブを使用し、1球1球感触を確かめるように投げた。秋山正雲も第1クール最終日は黒のグローブを使っていたが、黄色のグローブだった。
野手組は投手組よりも早くキャッチボールが終わり、ショートのポジションで、一塁へのスローイングも入れた一箇所ノック。「おねがいします!」と大きな声を出し、松川、池田、速水、村山の4選手がノックを受け、投手陣もキャッチボールが終わったあとに参加した。
ノックが終わったあとは、YO-YOテストを行い、田中楓基が新人トップを記録。YO-YOテストが終わった後は室内練習場に移動。球団公式Twitterでは、野手陣が打撃練習している模様がツイートされている。
2年目以降の選手たち
2年目以降の選手たちもロッテ浦和球場で汗を流した。
小川龍成は8時40分頃にグラウンドに登場し、外野をランニングした後、キャッチボール、ショートのポジションでノック(一塁スローあり)。
ノックの最初は板グラブを使い、途中からグローブに交換。そのときは右手を背中側に隠すように、左手のグローブだけで捕球する形。その後、通常のような形で捕球し、最後の数球は左右に振ってもらい、一塁へジャンピングスローしノックが終了した。
新人選手たちのノックがはじまると、外野でコーンやミニハードルを使ったトレーニングを行いグラウンドを後にした。
トミー・ジョン手術から復活を目指す種市篤暉も、グラウンドに姿を見せ、外野で佐々木朗希と30〜40mほどの距離でキャッチボール。コロナ禍で本人に直接確認ができないので、筆者が見た個人的な印象ではあるが、しなやかな腕の振りで、力いっぱい投げているというよりは、脱力したフォームで投げているという印象を受けた。表情も明るく、順調にきているように感じた。
取材・文=岩下雄太