自主トレ中に相次ぐ陽性判定
ソフトバンクとDeNAと西武の3球団は17日、熊本県内で自主トレーニングを行っていた松田宣浩選手、牧原大成選手、野村大樹選手、スタッフ1名(いずれもソフトバンク)、宮﨑敏郎選手、嶺井博希選手(いずれもDeNA)、山田遥楓選手(西武)の計7名が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと発表した。
各球団の発表によると、自主トレに参加していた一部選手が15日に発熱などの体調不良を訴え、翌16日に自主トレーニングに参加していた選手・スタッフ13名がPCR検査を受検。その結果、上記7名が新型コロナウイルス陽性判定を受けたという。
なお、同じく自主トレに参加していたソフトバンクの中谷将大選手については検査結果を待っている状況で、数時間内に結果が判明する見通し。オリックスの頓宮裕真選手も同じ自主トレに参加していたが、こちらは陰性判定を受けており、保健所からの濃厚接触者の特定判定を待っているという。
この日は佐賀県内で自主トレを行っていた柳田悠岐ら、複数球団の選手6名を含む8名が陽性判定を受けたという知らせが舞い込んできたばかり。いずれの陽性者も現時点で重い自覚症状がないと伝えられてはいるものの、球春到来が近づいてきたなかでのアクシデント。プロ野球界にも新型コロナウイルス再拡大の波が押し寄せてきているようだ。