昨季はアスレチックスで31試合に登板
西武は18日、元アスレチックスのバーチ・スミス投手(31)と2022年シーズンの選手契約に合意したと発表。背番号は昨季限りで退団したザック・ニールが背負っていた「54」に決まった。
スミスは193センチ・102キロの体格を誇るアメリカ出身の右腕で、2013年にパドレスでメジャーデビュー。2018年からはロイヤルズ、ブルワーズ、ジャイアンツ、アスレチックスと渡り歩き、昨季はアスレチックスで31試合(32回1/3)に登板し、1勝1敗1セーブ、防御率5.40の成績だった。
近年はリリーフでの起用が続いており、メジャー通算102登板のうち先発登板はわずか13試合だが、渡辺久信GMは「先発として期待しています。スミス投手本人も先発で勝負したいという気持ちがあります。先発ローテーションに入って、リーグ優勝に貢献してほしいと思います」と、あくまで先発要員として獲得したことを明言。
スミスは「このたび埼玉西武ライオンズと契約を結び、NPBの最高の選手たちとの対戦を、素晴らしいファンの皆さまに届けられることを大変光栄に思います。そしてこれから日本の文化も含め、多くのことを学べるのも楽しみにしております。このオフは自分を鍛え上げてきましたので、新しいチームメイトと共に埼玉にチャンピオンフラッグをもたらしたいです!」と意気込んだ。