背番号は「18」
ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスは27日、昨季限りで西武を退団した吉川光夫投手(33)の入団を発表。
投手コーチ兼任での入団となり、背番号は「18」をつけることが決まった。
吉川は広陵高から2006年の高校生ドラフト1位で日本ハムに入団。2012年にリーグ2位の14勝を挙げてブレイクすると、防御率1.71で最優秀防御率のタイトルも獲得し、パ・リーグMVPに選出される大活躍を見せる。
しかし、以降は2015年に11勝を挙げたのが目立つ程度で、故障や不調に苦しみ、2016年のオフにトレードで巨人へ。2018年に先発・中継ぎ併用で6勝を挙げるも、2019年のシーズン途中に再びトレードで日本ハムへ。さらに2020年オフには、金銭トレードで西武へと移った。
西武ではリリーフ左腕として開幕一軍に名を連ねるも、4月6日の楽天戦で1回8失点と炎上。以降は一軍登板がないまま、オフに自由契約となり、所属先を探していた。
吉川は「1試合でも多く勝ち試合をファンの皆様に見せられるように頑張りたいと思います」と選手としての意気込みを述べつつ、コーチとしては「選手に寄り添い、良い所を伸ばしてあげられるよう指導し、一人でも多く活躍できる選手を育てていきたいと思います」とコメント。
経験豊富な左腕が、新天地・栃木で再スタートを切る。