出場32チーム出揃う
3月18日(金)に開幕する『第94回選抜高校野球大会』。
その選考委員会が28日に行われ、今年の出場校・全32校が発表された。
まず決まったのが、高校野球における模範的な姿を実践している学校が選出される「21世紀枠」から。
今年は候補9校すべてが公立校という顔ぶれの中、吉報が届いたのは只見(福島)・丹生(福井)・大分舞鶴(大分)の3校。
いずれも初出場となるが、丹生は2019年の広島6位・玉村昇悟を輩出したことでも知られている。
一般選考では、まず大きな注目ポイントとなる「関東・東京」で明秀日立(茨城)・山梨学院(山梨)・木更津総合(千葉)・浦和学院(埼玉)・国学院久我山(東京)・二松学舎大付(東京)の6校が選出。
関東と東京による“最後の1枠”の争いは、東京の二松学舎大付に軍配。昨年のセンバツ王者・東海大相模は平均失点の多さなどがネックとなり、落選となった。
大阪桐蔭が昨秋の明治神宮大会を制したため、7校が出場できる「近畿」は大阪桐蔭(大阪)・和歌山東(和歌山)・天理(奈良)・金光大坂(大阪)・京都国際(京都)・市和歌山(和歌山)・東洋大姫路(兵庫)で決定。
近畿大会ベスト8からは、昨夏4強の近江(滋賀)が脱落となっている。
「第94回 春のセンバツ」出場校一覧
▼ 北海道 <1校>
クラーク記念国際 ☆初出場
==補欠校==
旭川実
東海大札幌
▼ 東北 <2校>
花巻東(岩手) ☆4年ぶり4回目
聖光学院(福島) ☆4年ぶり6回目
==補欠校==
八戸工大一(青森)
青森山田(青森)
▼ 関東・東京 <6校>
明秀日立(茨城) ☆4年ぶり2回目
山梨学院(山梨) ☆2年ぶり5回目
木更津総合(千葉)☆6年ぶり4回目
浦和学院(埼玉) ☆7年ぶり11回目
国学院久我山(東京) ☆11年ぶり4回目
二松学舎大付(東京) ☆7年ぶり6回目
==補欠校==
東海大相模(神奈川)
桐生一(群馬)
関東一(東京)
日大三(東京)
▼ 東海 <2校>
日大三島(静岡) ☆38年ぶり2回目
大垣日大(岐阜) ☆11年ぶり4回目
==補欠校==
聖隷クリストファー(静岡)
至学館(愛知)
▼ 北信越 <2校>
敦賀気比(福井) ☆2年連続9回目
星稜(石川) ☆2年ぶり15回目
==補欠校==
小松大谷(石川)
富山商(富山)
▼ 近畿 <7校>
大阪桐蔭(大阪) ☆3年連続13回目
和歌山東(和歌山) ☆初出場
天理(奈良) ☆3年連続26回目
金光大坂(大阪) ☆13年ぶり3回目
京都国際(京都) ☆2年連続2回目
市和歌山(和歌山) ☆2年連続8回目
東洋大姫路(兵庫) ☆14年ぶり8回目
==補欠校==
近江(滋賀)
八幡商(滋賀)
▼ 中国・四国 <5校>
広陵(広島) ☆3年ぶり25回目
広島商(広島) ☆20年ぶり22回目
高知(高知) ☆4年ぶり19回目
鳴門(徳島) ☆9年ぶり9回目
倉敷工(岡山) ☆13年ぶり11回目
==補欠校==
岡山学芸館(岡山)
下関国際(山口)
明徳義塾(高知)
徳島商(徳島)
▼ 九州 <4校>
九州国際大付(福岡) ☆11年ぶり3回目
大島(鹿児島) ☆8年ぶり2回目
有田工(佐賀) ☆初出場
長崎日大(長崎) ☆23年ぶり3回目
==補欠校==
興南(沖縄)
海星(長崎)
▼ 21世紀枠 <3校>
只見(福島) ☆初出場
丹生(福井) ☆初出場
大分舞鶴(大分) ☆初出場
==補欠校==
札幌国際情報(北海道)
倉吉総合産業(鳥取)
第94回選抜高等学校野球大会
主催:毎日新聞社、日本高等学校野球連盟<日程>
3月18日(金)~3月30日(水) = 13日間
(雨天順延。準々決勝翌日と準決勝翌日の休養日2日を含む)
<会場>
阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)
<出場校>
32校
└ 一般選考 = 28校
└ 21世紀枠 = 3校
└ 神宮大会枠 = 1校
▼ 選考委員会
1月28日(金)=全出場校決定
▼ 組み合わせ抽選会
3月4日(金)