「可能であれば今年から出てもらいたい」
寂しいオフシーズンも終わりが近づき、2月1日のプロ野球12球団一斉キャンプインが迫ってきた。
中でも注目を集めるのは、はじめての春季キャンプに挑むルーキーたち。新人合同自主トレも各地で行われ、いよいよプロとしての第一歩を踏み出そうとしている。
24日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』では、解説として出演した谷繁元信さんが注目のルーキーについて言及。名前を挙げたのが、ロッテのドラフト1位・松川虎生(まつかわ・こう)だった。
市立和歌山高から昨秋のドラフト1位で指名を受け、いきなり背番号2を背負う期待株。何と言っても高校通算43本塁打の長打力が魅力の大型捕手で、身長178センチ・98キロのがっちりした体格が目を引く。
松川と同じように“高卒ドラ1捕手”としてプロの世界に入った谷繁さん(1988年・横浜大洋1位)は、「楽しみですね。体つきも良いですし、面構えも良いですよね。本当に高校生か、って」と高校生離れした雰囲気を絶賛。「僕が入った時よりも、彼はかなり出来上がっているんじゃないですか。可能であれば今年から出てもらいたいですよ」とし、体格の素晴らしさについて強調しつつ、高卒ルーキーながら1年目からの活躍にも期待を寄せた。
また、同じく解説者として番組に出演した野村弘樹さんも、「顔つきを見ても悪ガキそうで良いじゃないですか。鍛え甲斐もありそう」と興味津々。
「キャッチャーは身体が強いというのが一番大事。勉強することもあるでしょうけど、ポテンシャルは持ってそうなので楽しみですよね」とつづけ、こちらも大きな期待を口にした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』