独立リーグ・福井で現役続行
昨季限りで日本ハムを自由契約となっていた秋吉亮投手(32)が、2022年から開幕する日本海オセアンリーグの福井ネクサスエレファンツに加入することが決まった。31日に同球団が獲得を正式発表した。
秋吉は足立新田高から中央学院大、社会人のパナソニックを経て、2013年のドラフト3位でヤクルトに入団。ルーキーイヤーから中継ぎの一角として活躍し、2年目にはキャリアハイの74試合に登板してヤクルトのセ・リーグ制覇に貢献した。
2018年のオフに高梨裕稔と太田賢吾、秋吉と谷内亮太の2対2のトレードが成立し、2019年からは日本ハムでプレー。移籍初年度こそ守護神として活躍したものの、ここ2シーズン連続で登板機会を減らしており、昨季終了後に契約が提示されない「ノンテンダー」とされることが日本ハムから発表されていた。
NPB在籍8年間での通算成績は、379試合(390回)に登板し20勝24敗、71セーブ78ホールド、防御率3.00。2017年にはWBC日本代表にも選出された実績を持ちながら、このオフは自由契約選手という格好でNPB球団との再契約を模索していたが実現せず。それでも、今春開幕する「日本海オセアンリーグ」に所属する福井との契約が成立した。
新天地で現役を続行する右腕は「この度、福井ネクサスエレファンツに入団することになりました。1試合でも多く投げ、地域の皆様、ファンの皆様に感動をお届けできるよう頑張ります。新球団、新リーグを盛り上げていきますので、これからも応援よろしくお願いいたします」と、福井球団を通じてコメントを寄せた。