野村氏「大山が勝負強さを出していかなきゃ」
1月31日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2022』に、解説者の野村弘樹さんと齊藤明雄さんが出演。
今季阪神の4番を担うのは果たして誰なのか、予想を展開した。
最有力候補となるのが、主砲の大山悠輔だろう。
昨季は不調や怪我で、一昨年の成績には及ばなかったが21本塁打、71打点と打線には欠かせない存在だったことは間違いない。
ただし、得点圏打率が.205と主軸としては不甲斐ない数字だっただけに、今季の巻き返しが期待される。
来日4年目を迎えるマルテも候補だ。昨季は21本塁打、71打点と来日後最多をマーク。頼れる助っ人として今季は開幕から4番を任される可能性が十分にある。
また、圧倒的なパワーを発揮してプロ1年目から24本塁打を記録した佐藤輝明もいるが、打線の軸として安定感が求められる4番に座るのは時期尚早だという声も多い。
齊藤明雄さんは、大山が4番を務めるのが一番だとし、「矢野監督がどれくらい我慢できるか。大山は怪我もありますけど、使い続けることが大事」と続け“4番・大山”として固定させることの重要性を示した。
野村さんも、同様に大山を指名。「我慢して使うのと同時に、大山が勝負強さを出していかなきゃいけないと思う」と4番として打線を牽引するためには、昨季課題であった得点圏で結果を残すことが大事だと主張した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』