再び先発で勝負する節目の10年目
阪神の藤浪晋太郎投手(27)が5日、沖縄・宜野座キャンプで行われた紅白戦に先発登板。今季初実戦は2イニングを投げ、2安打1失点、2奪三振1四球の内容だった。
白組の先発マウンドに上がった藤浪。先頭の近本には抜け球が続き四球を与えたが、2番・遠藤は球威のある直球を続け3球三振に仕留めた。3番・ロハスの打席で一走・近本を牽制死に仕留めると、ロハスには1ボール2ストライク後のカーブでタイミングを狂わし、2者連続三振で結果的に初回を3人で終えた。
2回は先頭の4番・佐藤にファウルで粘られ、10球目の直球を左翼ポール際へ運ばれた。その後、二死から安打と盗塁で得点圏に走者を背負ったが、最後は8番・熊谷を投ゴロに退け予定の2回を最少失点で終えた。