昨夏はメキシコ代表として東京五輪に出場
メジャー通算2050安打、317本塁打の実績を誇るエイドリアン・ゴンザレス内野手(39)が5日(日本時間6日)、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。
ゴンザレスは2000年のドラフト全体1位でマーリンズ入団。2004年にレンジャーズでメジャーデビューし、2006年からプレーしたパドレスでは在籍5シーズンで計161本塁打を放った。レッドソックスに移籍した2011年は213安打を放ち最多安打のタイトルを獲得。2012年途中にトレードで加入したドジャースでも不動の一塁手として常勝軍団を支え、2014年には打点王(116打点)に輝いた。
2017年には2000安打を達成し、メジャーでプレーしたのは2018年のメッツが最後。メジャー15シーズンで1929試合に出場し、通算打率.287(7139打数2050安打)、317本塁打、1202打点を記録。最多安打と打点王だけではなく、ゴールドグラブ賞4度、シルバースラッガー賞は2度獲得し、球宴メンバーにも5度選出された。
WBCや五輪予選などの国際大会では、両親の母国でもあるメキシコ代表としてプレー。昨年はメキシコリーグでプレーし、夏に開催された東京五輪ではメキシコ代表の一員として来日していた。