「力強いストレートと落差のあるフォーク。落差、球の強さをブルペンで見せにいっています」。
ロッテのドラフト5位・八木彬(三菱重工West)は、改めてストレートと武器であるフォークでアピールしていると語った。
ブルペンではキャンプ序盤、抜ける球もあったとのことだが、ここ最近はコースに決まり、捕手陣からも力強い球という言葉をかけてもらい、フォークに関しても「言うことがない」と絶賛されたそうだ。
春季キャンプで2度打撃投手を務めているが、「1回目より、2回目の方が強い球がいっていましたし、徐々に調子があがっているなという感じがあります」と手応えを掴む。
ストレートは社会人時代の2年間で大学時代から6キロアップし、最速152キロを誇る。球速アップの要因に「一番は体重が増えたこと」を挙げ、「大学の頃は肘の痛みがあったんですけど、体重が増えたことで、肘の痛みもなくなって気持ちよく投げたら球が速くなったという感じでした」と説明した。ちなみに体重は大学時代の83、4キロから社会人時代の2年間で、約10キロ増えて94、5キロ。ベスト体重は95キロとのことだ。
武器であるフォークは落差の大きいフォークと、ストライクゾーンに投げるフォークの2種類。ストライクゾーンで投げるフォークは早いカウントで投げ、打たせて取るイメージだそうだ。
フォークに関して、「今のところは2種類ですけど、3、4種類増やしていけたらいいなと思っています」とさらに種類を増やしていく考えを示す。
昨年12月に行われた都市対抗の投球を見ると、ストレートとフォークの2種類を中心に投げていた。本人も「去年とかはまっすぐ、フォークだけでやっていたという感じでしたね」と振り返る。
プロではそこに他の球種を加える考えはあるのだろうかーー。「スライダー、カーブでもカウントが取れる」と、ストレートとフォークが中心になるが、スライダーやカーブも織り交ぜていく予定だ。
第2クールが終了し、来週の15日からは練習試合がはじまる。一軍のリリーフ陣は年々、層が厚くなっており、競争が熾烈だ。八木は「練習試合からというより、今からアピールしていかないといけない。結果を残すだけです」と“結果”にこだわっていく。
▼ 八木彬
背番号:33
生年月日:1997年5月26日生
守備位置:投手
身長 / 体重:180センチ / 94キロ
投 / 打:右 / 右
経歴:八戸学院光星高-東北福祉大-三菱重工West-ロッテ(ドラフト5位)
取材・文=岩下雄太
ロッテのドラフト5位・八木彬(三菱重工West)は、改めてストレートと武器であるフォークでアピールしていると語った。
ブルペンではキャンプ序盤、抜ける球もあったとのことだが、ここ最近はコースに決まり、捕手陣からも力強い球という言葉をかけてもらい、フォークに関しても「言うことがない」と絶賛されたそうだ。
春季キャンプで2度打撃投手を務めているが、「1回目より、2回目の方が強い球がいっていましたし、徐々に調子があがっているなという感じがあります」と手応えを掴む。
ストレートは社会人時代の2年間で大学時代から6キロアップし、最速152キロを誇る。球速アップの要因に「一番は体重が増えたこと」を挙げ、「大学の頃は肘の痛みがあったんですけど、体重が増えたことで、肘の痛みもなくなって気持ちよく投げたら球が速くなったという感じでした」と説明した。ちなみに体重は大学時代の83、4キロから社会人時代の2年間で、約10キロ増えて94、5キロ。ベスト体重は95キロとのことだ。
武器であるフォークは落差の大きいフォークと、ストライクゾーンに投げるフォークの2種類。ストライクゾーンで投げるフォークは早いカウントで投げ、打たせて取るイメージだそうだ。
フォークに関して、「今のところは2種類ですけど、3、4種類増やしていけたらいいなと思っています」とさらに種類を増やしていく考えを示す。
昨年12月に行われた都市対抗の投球を見ると、ストレートとフォークの2種類を中心に投げていた。本人も「去年とかはまっすぐ、フォークだけでやっていたという感じでしたね」と振り返る。
プロではそこに他の球種を加える考えはあるのだろうかーー。「スライダー、カーブでもカウントが取れる」と、ストレートとフォークが中心になるが、スライダーやカーブも織り交ぜていく予定だ。
第2クールが終了し、来週の15日からは練習試合がはじまる。一軍のリリーフ陣は年々、層が厚くなっており、競争が熾烈だ。八木は「練習試合からというより、今からアピールしていかないといけない。結果を残すだけです」と“結果”にこだわっていく。
▼ 八木彬
背番号:33
生年月日:1997年5月26日生
守備位置:投手
身長 / 体重:180センチ / 94キロ
投 / 打:右 / 右
経歴:八戸学院光星高-東北福祉大-三菱重工West-ロッテ(ドラフト5位)
取材・文=岩下雄太