新庄ハムとの練習試合後に言及
阪神の矢野燿大監督は8日、宜野座で行われた日本ハムとの練習試合後のインタビューにて“自身の退任表明”について言及した。
ビッグボスが率いる日本ハムとの試合に2-6で敗れ、2022年の対外試合は“黒星スタート”となった阪神。指揮官は「ウチとしては良いところというのは少なかったかなと思いますけど、逆に日本ハムのプレーから学ぶというか、ウチもやっていきたいなというのもあったので、良い練習試合になったと思う」と試合を振り返りつつ、“阪神の監督として迎えるラストイヤー”の問いについて、以下のように返答。
「僕が今年で退任するということに対しての賛否両論、いろいろな意見があると思います。それは僕も覚悟の上で、自分がどうやれるか、選手たちにどういう姿を見せていけるか、そういう思いでこの一年戦っていきますし、もちろん日本一になって辞めますので、これからもご声援よろしくお願いします」
矢野監督は、17年ぶりとなるリーグ最下位に沈んだ金本体制の後を受ける形で、2018年オフに二軍監督から一軍監督に“内部昇格”。昨季は12球団最多77勝を挙げながら勝率の差で惜しくも優勝を逃したが、監督就任以来3位、2位、2位と3年連続でチームをAクラスに導いてきた。
監督4年目の今季は、2005年以来となるリーグ優勝を期待されるなか、キャンプイン直前のミーティングでシーズン終了後に退任する意向を表明。“勝負のラストイヤーに臨んでいる。