育成1位で入団、カット気味に動く速球が武器
中日の近藤廉投手(23)が13日、紅白戦に登板し1イニングを打者3人で抑えるパーフェクト救援を見せた。
近藤は白組の3番手として5回に登板。先頭の滝野を二ゴロに退けると、続く岡林には自らのグラブを強襲するゴロを許したが、弾いたボールを素早く処理し投ゴロに仕留めた。続く溝脇は早めに追い込み、最後は「勝手に動いちゃう」と語る“真っスラ”で空振り三振。今季初の実戦登板を1回パーフェクトで終えた。
7日に行われたシート打撃(カウント1-1からスタート)では、2四死球を与えたものの打者11人を相手に被安打ゼロ。実戦形式の登板では未だヒットを許しておらず、一軍キャンプに抜擢した首脳陣の評価も日に日に高まっている。