3打数2安打2打点で代走を送られ交代
楽天の和田恋選手(26)が15日、ロッテとの練習試合(金武)に「4番・右翼」で先発出場し、2試合連続ホームランを含むマルチ安打で、自慢の打力をアピールした。
13日の日本ハム戦に続き4番で起用された和田は、初回二死二塁の場面で相手右腕・森遼大朗が投じた2球目の内角高め速球に反応し、左翼後方の防球ネットに直撃する先制2ラン。腕をたたみながら身体を鋭く回転させる技アリの一撃で、2試合連発となる先制ホームランを放った。
3回の第2打席は相手の適時失策を誘う遊ゴロで得点に絡み、5回の第3打席は右横手投げの横山陸人が投じたスライダーに泳がされながらも左翼前へ弾き返しマルチ安打。この日は3打数2安打2打点で代走を送られ、途中交代となった。
2019年途中に巨人からトレード移籍し、新天地でもなかなか一軍に定着することができていなかったが、今春キャンプでは打撃で好アピールを見せており、プロ9年目のブレークへ期待が高まっている。