ロッテ・二木康太

 現役時代5年連続2桁勝利を挙げ、2005年のリーグ優勝・日本一に“エース”として貢献し、現役引退後は2年間投手コーチを務めたロッテOBの清水直行さんに“7つのテーマ”でロッテ投手陣について語ってもらう第3回は、“二木康太”だ。

 清水さんが現役時代に背負った背番号“18”を20年シーズンから着ける二木は、プロ3年目の16年に7勝を挙げると、17年には自身初となる規定投球回に到達し前年と同じ7勝、18年が4勝、19年が7勝、20年にシーズン自己最多の9勝をマークし、いよいよ飛躍するかと思われたが、開幕投手を務めた昨季は5勝に終わった。思うように結果を残せていないのが現状である。

 清水さんは「もともとの武器は何というところですよね」と厳しい指摘。「二木はどちらかといったら、繊細なタイプで、出し入れしかないと思っています。フォームの部分で彼独特のタイミング、間があるが、スピードがあまり出ていない。ボールが集まり出したら、やっぱりやられるよね。いかに自分の軸となるボールを早く作るか、彼は磨かないといけない」と続けた。

 「3、4年前にそこそこやれたボール、経験をずっと引っ張っていると、もう1回陽のあたる場所じゃないですけど、ローテーションの柱を張っていくのは難しい。アップデート、自分に足りないものを足していかないと、置いていかれる。そういう状況にあると思います」。

 二木に期待しているからこそ、清水さんは厳しい言葉を投げかける。

 「野球の世界ではアウトを多く取ることだと思う。これが一番。どうやったらアウトを取れるのかということを、もっともっと考えて、自分のフォーム、動きじゃなくて、違うところに目を向けながらやって欲しい」。

 「彼がどういう取り組みをしているかはわからないですが、見ている側としては、“どうやって抑えよう”、“どうやって1年間このボールを軸にして投げていこう”というのが、最近見えないかな。これが“代名詞ですよ”というボールはあると思う。僕はスプリットとカットボール、コントロール。こういうものって3つ4つないと一軍で安定して高いレベルで、結果は残していけない。その武器をたくさん作らないといけない」。

 二木は20年にシーズン自己最多の9勝を挙げたときには、92回2/3を投げてわずかに12与四球という制球力を持っている。昨季は悔しい結果に終わり、今季は石垣島の春季キャンプB組スタート。若手の先発陣が台頭するなかで、二木は“自分の武器”というものを見つけて、巻き返しに期待したい。

 昨季のロッテ先発陣は、捕手の相性によって成績の違いが出てきた。捕手を固定した方が投げやすいのか、それとも登板によってマスクを被る捕手が違う方が良いのか、次回は“先発投手と捕手”の関係について語ってもらう。

取材・文=岩下雄太

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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