期待のルーキーが確信の一発
中日のドラフト2位ルーキー・鵜飼航丞(駒澤大)が16日、チーム初の対外試合となる日本ハムとの練習試合で“プロ初ホームラン”を放った。
「3番・左翼」で先発出場した鵜飼は初回、相手先発・西村天裕が投じた低めの速球を左翼前へ弾き返しチーム初安打を記録すると、5回の第3打席には2番手・生田目翼の初球の半速球を豪快に振り抜き、左翼後方の防球ネット中段付近まで飛ばす特大2ランを放った。
この一戦が初の対外試合となっている中日は、昨季リーグワーストの69本塁打に終わるなど打力不足が指摘されていたが、2回に6番・阿部寿樹、4回に5番・山下斐紹がホームランを放っており、5回に飛び出した鵜飼の一発で早くも3ホーマー。3本塁打いずれも真ん中付近の失投を捉えたものではあったものの、逆襲を期す立浪ドラゴンズが好発進を見せている。