大ブレイクの予感、苫小牧中央高出身の2年目
日本ハムの高卒2年目・根本悠楓投手(18)が19日、ロッテとの練習試合(名護)に先発登板。4者連続三振を奪うなど3回1安打無失点とアピールした。
初回、先頭の池田にいきなり中越え三塁打を浴びたが、2番・和田を内角高めの直球で詰まらせ三飛。3番・岡は三ゴロに仕留め三塁走者を釘付けにした。4番・山口はフルカウント後の145キロ直球で差し込み空振り三振。無死三塁の大ピンチを無失点で切り抜けた。
2回は圧巻。5番・安田をブレーキの効いたカーブで見逃し三振に仕留めると、続く松川、福田光も連続三振。1回途中から4者連続奪三振をマークした。3回もテンポ良くゼロを刻み、3回45球、1安打無失点、4奪三振1四球の内容で降板。対外試合は2回無失点3奪三振だった11日の阪神戦(名護)に続き2戦連続無失点とした。
ロッテの先発マウンドに上がった佐々木朗希は、プロ入り最速163キロを計測するなど2回無失点。圧巻投球を披露した“令和の怪物”に負けじと、ハムの新星左腕も強烈なインパクトを残した。